「アレルギー性鼻炎①」
というテーマでお話しします。
今回から何回かに分けて
アレルギー性鼻炎に関することを
お伝えしていこうと思うので、
よろしくお願いいたします。
まずアレルギー性鼻炎の
栄養学的な原因で挙げられるのが、
『乳製品の摂取』
です。
乳製品はアレルギーの発症、
または悪化の一因となる可能性があります。
またアレルギー性鼻炎の子供は、
『ビタミンD欠乏症』
である可能性が高いことも
分かっています。
ある研究では、
＊母乳育児の期間を長くする
＊アレルギーの可能性のある食品を
早期に食べさせない
ということにより
アレルギーになりにくくなることが
示唆されています。
イタリアでは母親は乳児に母乳を与え、
生後1年間は一般的にアレルギーのある
＊全乳
＊卵
＊魚
＊ナッツ
＊ココア
などの食品を導入しないように
アドバイスされます。
そして母親自身も乳製品を制限し、
卵を避けるように求められるのです。
これらの介入により、
アレルギー性鼻炎を含むアレルギー症状が
大幅に軽減されました。
また別の研究では、
＊飽和脂肪とコレステロールの
摂取量が少ない
＊オメガ3脂肪酸の摂取量が多い
という子供は鼻炎を発症するリスクが
低いことが示唆されています。
子供によるバターの消費と青年による消費は
アレルギー性鼻炎の頻度の増加と
関連していることも分かっています。
以上のことからも、
飽和脂肪酸の摂取量の増加は
花粉症などのアレルギー性鼻炎の発症を
高めてしまうことが分かるのです。
